ジャカルタでイオンが起こした食の革命

今年5月にジャカルタのBSDシティにオープンした、インドネシアのイオンモール1号店をようやく訪れました。

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海外のイオンを初めて訪れたのは、マレーシアのジョホールバルでした。3-4年前、シンガポール滞在中に足を伸ばして、日帰りでジョホールバルのモールを視察しました。当時のマレーシアは老朽化して寂れたモールが多かった中で、日本のイオンとほぼ変わらないつくり(サイズや間取り)で、週末は芋洗い状態だったのが印象的です。実はイオンは、もともと東南アジアではマレーシアを拠点にかなり以前から展開しており、「明るい・涼しい・天井高い」の基本をきちんと押さえたつくりで、その他ローカルモールときちんと差別化をしていました。また、昨年はカンボジアのプノンペンにオープンしたばかりのイオンも訪れました。こちらは、そもそもプノンペンは本格的な大型ショッピングモールが存在していないブルーオーシャンだったので、大型ショッピングモールというだけで圧倒的な強みとなったわけです。

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プノンペンのイオンモール第1号店。



それに対してジャカルタは、ジャボタベック圏内(Jakarta, Bogor, Tangerang, Bekasi, Depok)だけでショッピングモールの数は150ヶ所以上といわれる、世界一のモール都市です。有名なところだと、プラザインドネシア、グランドインドネシア、パシフィックプレイスなどの超高級モールから、ケラパガディン、ポンドックインダーなどの圧倒的集客力を誇るミドルアッパー向けモール。1つのエリアに複数の巨大モールが乱立していることも珍しくありません。今回のイオン進出については、正直いまさら感満載だなぁと思っていました。

ところが、行ってみるともちろん、他モールに比べて飲食を中心に日系テナントは多いし、あまり他モールでは見かけないような珍しい(ちょっとアッパー感のある)テナントも多いのですが、そこじゃない。1階スーパーマーケットの手前で展開されている、デパ地下さながらのお惣菜コーナーが圧倒的にすごい。モール内のどのレストランよりも、お惣菜コーナーのイートインスペースが活気がありました。お惣菜種類や価格は、寿司セットRp50,000(500円程度)、ハンバーグ単品Rp25,000(250円程度)と、日本と大差ないように見えました。この価格で日本クオリティの寿司、からあげ、天ぷら、丼物などが食べられるのは、もはやジャカルタの食の革命といってよいかもしれません。たしかに、151番目の後発モールかもしれませんが、他モールにはない圧倒的な強みがありました。

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2015-12-13 | Posted in BlogNo Comments » 

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