台湾を訪れる日本人旅行者はなぜ、台北ばかり行くのか?

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今年の新年は秋田で迎えましたが、昨年は1週間ちょっとかけて家族で台湾一周したのを思い出しました。台湾に1週間というと、随分長いですねという反応をされることが多いので、なぜだろうと少し考えてみました

日本では、台湾は2~4日で行ける手軽な海外というイメージが強いです。実際、週末+αで行くことができて、航空券+ホテルで50,000円以内のツアーも多数販売されています。グルメとショッピングが主な目的で、行き先は台北のみ、せいぜい日帰りで「千と千尋の物語」の舞台といわれる九份に行くぐらい、というのが最も一般的なパターンでしょう。

また、旅行会社の店頭でツアーパンフレットを眺めてみると、東アジア:2~4日程度、東南アジア:4~5日程度、ヨーロッパ:7~10日程度、アフリカ&南米:10~14日程度というのが最も多いパターンで、おそらく「○○に旅行するなら○日ぐらいが妥当」という相場観があるのだろうと思います。アフリカに5日間というとすごい強行スケジュールに聞こえます(実際強行スケジュールになると思いますが)し、逆に台湾に1週間というといささか長すぎるように聞こえてしまいます。

欧米からの旅行者の場合はどうでしょう。当たり前ですが、彼らにとっては台湾は身近な海外ではありません。片道十数時間かけて遠路はるばる来たのだから、台北だけじゃなくて高雄だって行くでしょうし、その道中に日月潭を訪れる人も少なからずいるでしょう。余裕があれば台湾東部の花蓮だって行くかもしれません。彼らが訪日する場合だって、東京だけじゃなくて大阪や京都に行ったり、世界遺産の白川郷を訪れたりするのと同じです。滞在日数は、最低でも1週間単位ではないでしょうか。逆にEU圏内居住者にとっては、EU圏内をLCCで週末弾丸トリップというのはきっと当たり前に行われているでしょう。

話を戻すと、台湾を訪れる日本人旅行者が台北しか行かないのは、「台湾=2~4日のショートトリップ=台北しか行けない」という固定概念があるからなのだと思います。別に台湾に限りませんが、「台湾に2週間いるとしたらなにをするだろう?」と考えてみると、これまでとは違う台湾旅行が楽しめるかもしれませんね。

2016-01-07 | Posted in BlogNo Comments » 

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