ユニークなオリジナルツアーのつくりかた

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先日の投稿でも書きましたが、1年前の年末年始は家族旅行で台湾で過ごしました。一週間ちょっとかけて、飛行機と電車でぐるっと台湾を一周しました。

もう7~8年前ですが、台湾南部の高雄を出張で頻繁に訪れていました。台湾と言えば南国フルーツが美味しく、とりわけマンゴーがお気に入りでした。ちょうど当時、日本では宮崎マンゴーなどが流行り始めた頃だったと思います。その美味しさと値段にビビっていたら、同じくらい美味しい(と感じた)台湾の愛文マンゴーがいつも取引先業者のランチのデザートに山盛り出されて幸せでした。ことあるごとにフルーツ好き、マンゴー好きを公言していたところ、ついには出張中の休日に、愛文マンゴーの産地に連れて行って頂き、取引先社長の友人のマンゴー農家でマンゴー狩りまでやらせてもらえました。

そんな体験を思い出して、家族旅行のハイライトの一つに、南国フルーツ狩りを入れました。愛文マンゴーの旬は5~7月ですが、家族旅行は年末年始だったので、その時期に旬のフルーツということで、大好きな釈迦を選びました。釈迦は、世界三大美果にも数えられるチェリモヤの近隣種にあたり、大仏の頭のようなカタチが特徴的です。台北の夜市でも普通に売られていますが、台湾で釈迦といえば台東が本場です。偶然にもちょうど台湾一周というルートにも致しています。

と、ここまでわかったところで、ガイドブックに載っているような体験であれば、当然日本や現地の旅行代理店などによるツアーが組まれていますが、釈迦狩りしたい、なんてどニッチニーズに応えるツアーはありません。でも、なければつくればよいのです。

ネットで、台東で釈迦を栽培している農園を探します。日本語情報はもちろん、英語情報でもピタリとはまる情報が見つからず、中国語堪能な知人に中国語情報をあたってもらいました。結局ネットでは有力情報が出なかったので、台東観光情報局に電話をかけて、地元で釈迦を栽培している農園の連絡先をいくつか入手し、正月早々の1月3日に釈迦狩りをしたいという変わった外国人を受け入れてくれないか直接電話で打診します。二箇所目で無事OKが出まして、ツアー催行決定です(笑)

もともと旅行会社のツアーだって、ルートもコネクションもなにもないところから、ニーズのありそうなルートを考え、関係各所と地道に交渉して、パッケージ化したものです。こちらの投稿で書いた、「大晦日に秋田県男鹿市の現地民家でリアルなまはげを体験する」ツアーも同じです。もともとはローカルしか体験できなかった儀式を、どこかの旅行会社が関係各所と交渉して誰でも参加可能なパッケージ化したものです。既成のツアーにない体験がしたかったら、同じプロセスを踏めばよいのです。ガイドブックには載らない新しい旅のルートを開拓することも、旅の醍醐味の一つです。

2016-01-17 | Posted in BlogNo Comments » 

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