MASP(サンパウロ美術館)の作品展示方法が非常に秀逸。

MASP

サンパウロはもう十数回目になりますが、はじめてMASP(サンパウロ美術館)を訪れました。

MASPは、エルグレコの『受胎告知』をはじめ、ゴッホやモネなど西洋美術の逸品が多数収蔵されていることで有名ですが、個人的に気に入ったのは、作品の展示方法とサイズ感です。美術館自体は、パウリスタ通りの真ん中に位置する複数階建てなのですが、展示フロアは3階1フロアのみとなっています。通常の美術館のような順路式にはなっておらず、写真のように、強化ガラスで固定された作品が一同に会するカタチになっています。

とはいってもそこまで広いフロアではないので、展示作品点数はおそらく50-60点でしょうか。各作品はガラス板で固定されているため、浮遊感があって不思議な感覚になります。壁以外の絵画展示を知らなかったので、とても斬新な印象でした。かなり後ろまで見渡せるので、気になる作品が目に入ったら他をスキップして直行可能です。また、広い美術館だと回遊するだけで疲れますが、1フロアで展示作品も多くない(実際あのスペースに50点はかなり詰め込んでる方だと思いますが、この展示方法だとそれを感じさせません)ので、パウリスタ通りを散歩中にフラッと立ち寄るのに最適です。実際、明らかにランニング途中のローカルもけっこう見かけました。もっと早いタイミングで訪れていれば、これまでのサンパウロ滞在がもっと充実していたのでは・・・、とちょっと後悔。リピートしたいと思える、期待以上の美術館でした。

2016-03-29 | Posted in BlogNo Comments » 

関連記事

Comment





Comment