民泊には、ゾウリエビ級の「唸るサプライズ」が欲しい

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今年の年越しは下甑島です。

到着日は民宿に一泊したのですが、夕食のクオリティが非常に高く、なんとゾウリエビが出てきました。伊勢エビの味噌汁も出ましたが、実はゾウリエビは伊勢エビよりも希少食材です。飛行機の遅延で到着が遅れたため、この宿には夜着で翌朝発という慌ただしいスケジュールで食事しかしていませんが、民宿侮りがたしと感じました。

というのも、いわゆるホテルや旅館は、従業員を抱えているので当然ながら人件費が発生します。料理長の人件費はもちろん、食材仕入れなどにも当然馬鹿にならないコストが発生しているはずです。仮に1泊10,000円であれば、普通に考えると食材にかけられるコストはせいぜい1/3程度かそれ以下ではないかと思います。(旅館のコスト構造は全く分かりませんが、ざっくり人件費1/3、粗利1/3として)

ところが民宿になると、ほとんどの場合は家族経営なので、料理や清掃などにかかる目に見える人件費は発生しません。残業どころか勤務時間という概念も存在していないので、究極のブラック企業ともいえます。さらに、農家や漁師が営んでいる民宿の場合、食材コストも限りなくゼロに近いことになります。釣りで有名な下甑島で宿泊したのは漁業も営む(どちらかといえばそちらが本業)漁業民宿だったので、食事はもちろん海鮮がメインでした。ゾウリエビだろうが伊勢エビだろうが、自分で獲ってくれば目に見える仕入れコストはゼロです。

市販価格でゾウリエビを購入すると5,000~10,000円程度のようですが、一泊7,500円/人で朝夕食込みなので、食事だけで十分もとがとれてしまいます。さらに、最近はなかなか獲れないようですが、昔はセミエビ(こちらはキロ単価20,000円を超えるとも…)などの希少食材も一泊7,500円の食卓に並んでいたようです

最近はAirbnbなどの民泊サービスが伸びていますが、競争が生まれて、ゾウリエビ級の「唸るサプライズ」を提供してくれる民泊が増えることを願っています。

2016-12-30 | Posted in BlogNo Comments » 

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